🐾「うちの子、そろそろワクチンって言われたけど…何をどうすればいいの?」
初めて犬を飼ったばかりだと、ワクチン接種ってなんだか難しく感じますよね。
「何種類もあるって聞いたけど、うちの子には何が必要?」
「いつ、どこで打てばいいの?」そんな疑問や不安を抱えている方も多いと思います。ワクチンは、愛犬の健康を守るための大切なステップ。でも、焦らなくて大丈夫。
この記事では、初めてのワクチン接種について、やさしく・わかりやすくまとめました。子犬の時期に必要なスケジュールや、成犬になってからの予防、接種のときに気をつけたいことまで、飼い主さんの疑問にしっかりお答えします🐶
🐾 ワクチンって、何のために打つの?
ワクチン接種は、愛犬の健康を守るためにとても大切なことです。
でも、初めての方には「そもそも何のために打つの?」という疑問もありますよね。
犬のワクチンは、感染症から体を守る“予防接種”のこと。
特に子犬の頃は免疫力がまだ安定しておらず、ウイルスや細菌に感染すると重症化しやすくなります。
ワクチンを打つことで、あらかじめ体に「こういうウイルスが来たら戦うんだよ」という情報を覚えさせ、病気にならないように体を準備するのが目的です。
また、日本ではまだ発生している伝染病(パルボウイルスやジステンパーなど)もあるため、
家の中で飼っている犬でもリスクはゼロではありません。
💡 たとえば、以下のような病気を予防できます!
- 犬ジステンパー
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬伝染性肝炎
- 狂犬病(法律で義務づけられている) など
「うちはお散歩に行かないし大丈夫かな…?」という方もいるかもしれませんが、
人間の靴や手からウイルスが持ち込まれることもあるので、完全室内飼いでも油断できないんです。
🐶 ワクチンは、愛犬を“守るためのやさしいおまじない”みたいなもの。
怖いことではなく、「これから元気に過ごすための準備」と考えてあげると、
ちょっと安心できますね😊
生後60日頃 | 初回ワクチン (混合2種) | 母犬からの免疫が切れる頃。最初のワクチン接種です。 |
生後90日頃 | 2回目ワクチン (混合6種〜) | 感染リスクが高くなる時期。範囲の広い予防に切り替えます。 |
生後105日頃 | 狂犬病ワクチン | 法律で義務付けられている狂犬病ワクチンを接種します。 |
生後120日頃 | 3回目ワクチン (混合6種〜) | 免疫をしっかり定着させるために3回目の接種を行います。 |
成犬(1歳〜) | 追加接種(混合・狂犬病) ※混合と狂犬病の接種間隔は 2週間以上あけてください。 | 毎年の予防が必要になりますが、同時接種は避けてください |
以降毎年 | 年1回の追加接種 | 犬の体調に合わせて定期的に予防接種を行いましょう。 |
🐶 子犬と成犬で違う?ワクチン接種の流れ
犬のワクチン接種は、子犬期と成犬期で流れが異なります。
まずは、子犬のうちに基本の免疫をしっかりつけることが大切です。
🔹 子犬のワクチンスケジュール(例)
- 生後60日頃:初回ワクチン(混合2種)
- 生後90日頃:2回目ワクチン(混合6種〜)
- 生後105日頃:狂犬病ワクチン
- 生後120日頃:3回目ワクチン(混合6種〜)
この3回の接種で、しっかりとした免疫がつくられていきます。
動物病院によって多少前後することもあるので、獣医さんと相談しながら進めていきましょう。
🐕 成犬になったら?
成犬になった後も、年に1回の追加接種が必要です。
ワクチンの種類によっては数年に一度で良いものもありますが、
狂犬病ワクチンは法律で毎年接種が義務付けられています。
また、混合ワクチンと狂犬病ワクチンは最低2週間以上あけて接種するのが基本です。
💡 ワクチンは「○月に打つ」と決めておくと安心!
春や秋など、気候の安定している時期に打つと、体調の負担が少なくなります。
「うちの子は毎年〇月がワクチン月」と決めておくと、忘れにくくておすすめですよ😊
🩺 ワクチン接種の注意点と気をつけたいこと
ワクチンは大切な予防接種ですが、体に負担がかかることもあるため、いくつか注意したいポイントがあります。
✅ 接種前に気をつけること
- 必ず体調がいい日に接種する
熱っぽい、元気がない、下痢などの症状があるときは、延期したほうが安心です。 - ごはんは通常通りでOK。ただし直後の運動は控えて
接種前の絶食などは不要ですが、直後の激しい遊びや運動は避けましょう。 - 事前に質問リストを用意しておくと安心
不安なことがあれば、メモにして病院で聞けるようにしておくと◎!
✅ 接種後に気をつけたいこと
- 数時間はそばにいて様子を見守ってあげてください
ぐったりしていないか、注射部位が腫れていないかなどをチェック。 - 当日は安静に!お散歩やお風呂はNGです
できれば1日はゆっくり過ごさせてあげましょう。 - 少し元気がない、眠そう…はよくある反応
これらは一時的なものが多く、数時間〜半日で元に戻ることがほとんどです。
❗こんな時はすぐ病院へ!
- 呼吸が荒くなる、ぐったりして動かない
- 顔が腫れる・発疹が出る
- 吐いたり、下痢が止まらない
ごくまれですが、アレルギー反応(アナフィラキシー)が起きることもあります。
ワクチンを打った直後の30分〜1時間は、できるだけ病院の近くで過ごすのが理想です。
🐾 大丈夫!ほとんどの子は元気に乗り越えられます!
副反応のことを聞くとちょっと不安になるかもしれませんが、
多くのわんちゃんは何事もなく元気に過ごしています😊
飼い主さんがそばで見守ってくれるだけで、きっと安心してくれますよ♪
💡 ワクチン接種のあとにおすすめのグッズ紹介
💡ワクチン接種のあとって、「ちょっと元気ないかも?」「ごはんの量はどうだったかな?」と
気になることが増えますよね。
そんなときに便利なのが、日々の体調や食事、排泄などをサッとメモできる
『ペット用体調管理ノート』です。
通院時に獣医さんに見せることで、体調の変化もスムーズに伝えられて安心ですよ😊
🐾 まとめ|ワクチンは愛犬を守る大切なステップ
ワクチン接種って、初めてだとわからないことも多くて不安になりますよね。
でも、ひとつひとつ順番にやっていけば大丈夫。
愛犬の健康を守るために、必要なことを無理なく進めていきましょう🐶
記録をつけたり、準備を整えたり、飼い主さんの“気づき”がなによりのサポートになります✨
わからないことがあれば、獣医さんや身近な経験者に相談するのもおすすめです。
これからの毎日が、もっと安心で幸せなものになりますように♪
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